オリンピックのメダル

日本では、オリンピックのメダルは、金・銀・銅と言われますが、実は違います。英語では、ゴールド(Gold)・シルバー(Silver)・ブロンズ(Bronze)とあります。金と銀はその通りですが、銅はカッパー(Copper)、ブロンズは青銅です。

青銅は、銅にスズを混ぜた合金です。割合により性質や色も変わりますが、スズが少なければ、銅と同様の色合いになります。スズが多くなると白銀色となり、その硬さと光沢から、金銀に準じる金属として古代から硬貨や芸術品として使われています。日本の十円硬貨も青銅といえます。

まあ、日本のメダルの呼び方が、金色・銀色・銅色の意味で使っていると考えれば、間違いではないでしょう。