インターネットってどんなもの?

インターネット

世界中のコンピュータをつなぐ情報網。

アメリカの大学で、電話回線を使ってコンピュータ同士をつなぎ、研究のために情報交換をするところから始まり、それが世界中に広がりました。今ではプロバイダと呼ばれるインターネット接続業者を通じて、一般家庭にも普及しました。 インターネットが一般に広がったとき、それとともに悪いことに利用する人も出てきました。国ごとに法律も異なるため、規制するのにもやっかいな問題が多くあります。

また、もともとは不要だったネチケット(ネット上のエチケット)も、ネット活用が多様化し、今では対応できない状態です。さらにはネチケットという言葉すら知らない人も多くいます。 また、インターネットでは助け合いの精神で成り立っていて、インターネット自体も世界中のハッカー(コンピュータに堪能な人)たちによって日々進化しています。便利さを高める労力の他に、悪用されないための労力を費やしているという現実もあります。

なお、マスコミではインターネット上の悪いことをする人に対してハッカーという言葉を使っていますが、それは報道関係者の無知から来るものです。この他にも報道関係者の無知から来る誤用の例として、「ホームページ」などの単語があります。

情報を共有する

情報を得る

経験的にコンピュータの専門的なことはGoogle、一般的な事柄やおおざっぱに調べたいときはYahoo!が多いようです。初心者はYahoo!を使い、調べることが専門化するとGoogleへ移行するようです。

検索してもわからないときは、掲示板などで質問するのもいいのですが、人が頻繁に出入りしている場所でないとうまく答えが返ってきません。単純な質問は「Yahoo!知恵袋」あたりが適当かと思います。

コンピュータや電化製品などを購入したいときも、ネットを活用すると有用な情報を得ることができます。

また、通信販売・ネット販売は安いものがありますが、果たして安心できるかが問題です。そんなときも、その業者名自体を検索するとその評判を伺うことができます。

なお、札幌の場合、送料が高いので、最近は、秋葉原の安いものより、市内で購入する方がトータルで安い場合が多いです。

コミュニケーション

ブラウザで閲覧するだけがインターネットではありません。メールソフトでメッセージのやりとりもインターネットの機能の一つです。場所や時間を越えてコミュニケーションができるのは、インターネットの特色の一つです。

また、掲示板などでは、複数の人たちが共通の話題でコミュニケーションがおこなわれます。身近に同じ趣味の人がいないこともあります。そんなときは、掲示板などで悩みを共有したり、情報共有することが可能になります。

情報発信

ネット上では、ブログなどのシステムを使い、情報発信をしている人が多くいます。自分の主張を公開して、コメントをもらうというのは、コミュニケーションの一種ですが、自分が主になるということで、掲示板とは違った側面を持ちます。

日常、友達や職場の仲間と会話をしますが、インターネットで自分の主張を公開することで、より多くの意見交流が可能になります。その中で、自分の主張が適切なのか、友達や職場の仲間という狭い空間での主流派が、本当に正しいのかを検証できます。

立場や職種が違えば、考え方が異なるのは避けられないことです。しかし、多くの人たちがアクセスしているインターネットでは、様々な人の考え方を見ることができます。それらを自分へフィードバックすることができるのです。

もちろん、自己主張して自己満足する人や、自己中心的な人も数多く見かけます。「人のふり見てわがふり直せ」というわけで、そこから学ぶことも多いはずです。